▼水産・海洋産業を支援するオーシャンアイズ のサービス

オーシャンアイズ は,漁業者の漁場決定を情報で支援する「漁場ナビ」サービス,養殖場や定置網漁,自治体・水産試験場などに最大14日先までの海況予報を提供する「SEAoME(しおめ)」サービスを提供しています.

サービスパンフレットはこちらです.日本語版表面 日本語版裏面 

海況予測システム 「SEAoME」 (しおめ)


  • 「SEAoME(しおめ)」は,海洋数値モデルを使った沿岸から外洋までのシームレスな海洋環境情報 (現況解析 + 予測) を提供するサービスです.
  • 今後、漁船・網・養殖筏などをIoT化,海洋環境の実測データを反映することにより 予測情報の高精度化を進めていきます.

SAEoME(しおめ)の特徴

■最大14日まで予測する高精度モデル
  • 湾内などの特定海域での水温、塩分、流速、海面高度の変化について通常5日、最大14日先まで予測します。
■急潮・赤潮や急激な温度変化へのリスクマネジメント
  • 養殖設備や定置網に大きな被害をもたらす急潮・赤潮や急激な海水温変化の予測による被害防止に活用できます。

■JAMSTECが水産試験場・水産研究所と共同開発した技術

  • 自治体での利用実績が多数ある技術です。
  • 高速なスパコンで海洋物理モデルを計算。

■専用Web / API

  • PCで閲覧する専用Webサイトを提供。
  • API提供にも対応します。ご相談ください。
■こんな方におすすめします
  • 海面養殖業者 …  養殖のリスク回避。
  • 行政機関   …  海況の将来予測。
  • 沿岸漁業者  …  定置網、沿岸漁業の位置決定支援。
■対応エリア
  • 東北および西日本 (2019年度中に国内沿岸海域をカバー予定)。
  • 今後、国際展開を予定しています。 

サービススペック:14日先までの海況予測情報の提供

  • 気象庁およびアメリカ大気海洋局のデータを元に、海洋数値モデル技術により海峡を予測。
  • 予測項目: 海水温(表面~海底まで36層)・塩分濃度・流速・海面高度。
  • 1.7kmメッシュの解像度で提供。
  • その他,各種シミュレーションもご相談ください。

漁業決定に必要な情報をリアルタイムに提供する「漁場ナビ」

漁場ナビ画面サンプル(開発中)

漁場ナビ画面サンプル(開発中)

 

タブレット

タブレットにバンドルされた漁場ナビ

漁場ナビの特徴

■最新データを準リアルタイムに配信
  • 漁場を決める重要な情報「海水温」。その最新データを24時間365日専用タブレットに配信します。
  • 気象衛星「ひまわり」の映像から独自のAI技術で海水温情報を復元しています。
  • 最新データに基づいて漁場を決定できるので、漁場探索の手間が省け、燃料代を削減できます
■高解像度かつ高頻度な海水温情報
  • 2kmメッシュ単位の高解像度の海水温データを提供します。
  • 2時間前の「ひまわり」映像から海水温を復元し,1時間ごとに配信します
  • 次期バージョン以降,海況の予測情報の配信も予定しています。
■「漁場そのもの」を推定するオプション
  • 操業履歴データを提供いただける場合,「漁師の勘」を再現する「漁場推定支援」を個別に提供します。
■誰にでも手軽に運用できる
  • タブレットにアプリをあらかじめインストールしたSaas形式サービスなので、更新やデータ同期の手間は不要です。
■こんな方におすすめします
  • 沿岸漁業者   … 効率的な操業で燃費削減、鮮度も向上。
  • 遠洋/沖合漁業    … 効率的な操業計画の立案に。
■対応エリア
  • 気象衛星「ひまわり」観測域全域が対応エリアです。
  • 今後世界展開を予定しています。

SEAoME対応エリア

漁場ナビの対応エリア

▼「漁場ナビ」「SEAoME」を支える技術群

海の物理モデルに基づく広域海況予測

  • 大型コンピュータを用いてモデル計算を行うことで広い範囲で海水温などの海況を予測する技術です.
  • 広域の海況予測は,衛星や観測ブイ,観測船がもたらす観測データを海の物理モデルに基づいて最適化することで得られます.
  • この計算には大量の計算機資源が必要であり,最新のスーパーコンピューターが利用されています.






OnSpot海況予測

  • データ同化技術を用いて,漁船周辺の海況をオンデマンドに予測します.
  • 海の物理モデルに基づく海況予測は高精度ですが,漁業活動に直接利用できる範囲の予測は困難でした.我々は,漁船などの船舶に搭載したセンサからのデータを利用して,従来10km単位だった予測範囲を,100m単位のより細かい範囲でも実現する技術を開発しました.
  • この技術により,より詳細な漁場決定や網入れのタイミング決定など,漁業活動により役立つ情報が提供できるようになりました.

等温線図の自動作成

  • 衛星海水温画像から高速に雲を除去し,いち早く等温線図を作成します.
  • 海面漁業の現場では,どの海域に出漁するかの決定が,水揚げや燃油消費に影響する重要な意思決定事項になります.漁場の決定には,公的機関などから提供される等温線図が広く利用されています.われわれは,深層学習系の画像復元技術を利用することで,従来よりも計算コストを大幅に削減するとともに,等温線図の作成自体を自動化しました.これにより提供の頻度や更新のタイミングが大幅に改善され,漁業の効率向上に大きく寄与できるようになりました.

漁場の推定(ベテラン漁師の経験 × パターン解析)

  • 漁業現場では,等温線図などを参考に,ベテラン漁師が経験と勘で出漁する海域を決めています.
  • 我々は,漁獲データと海水温分布のパターン認識を行うことで,ベテラン漁師の能力を模倣し,良く獲れる漁場を推定する技術を開発しました.
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